2012年12月1日土曜日

アナイス・ニンの言葉(10)

The role of the writer is not to say what we can all say but what we are unable to say.
作家の役目とは、誰でもが言えることなどではなく、誰にも言えないことを書くことにある。

2012年11月6日火曜日

アナイス・ニンの言葉(9)

We write to taste life twice, in the moment and in retrospection.
ものを書くのは、人生を二回味わうためなのだ。現在の時々刻々と、過ぎ去った過去とを。

2012年6月3日日曜日

アナイス・ニンの言葉(8)

To live only one aspect or one side of the personality is like using only one sense, and the others become atrophied. 
人が、その人格の一部分だけを生きるのは、五感のうちの一つだけを使って生きているようなものだ。使われない感覚は、麻痺してしまう。

2012年5月19日土曜日

アナイス・ニンの言葉(7)

I write novels, perhaps, to supply the deficiencies of life itself. . . . . It was my superior drug. (p. 329, The Diary of Anais Nin, I)
私が小説を書くのは、生の足りないものを補おうとしているからなのだ。 -中略- それは私にとって、何物にも換えがたい麻薬である。

2012年4月1日日曜日

アナイス・ニンの言葉(6)

What may seem to make [the characters] exotic is simply my preference for the artists: I found among painters, musicians, actors, writers, sculptors a common ground and a common language necessary to me as an uprooted person, a woman in a sense without a country.     
登場人物をエキゾチックにしているように見えるのは、私が芸術家を好んで描くからにすぎない。私は、画家や音楽家、俳優、作家、彫刻家のあいだに、根をもたない人間、ある意味では故国をもたない女としての私に必要な、共通の地盤、共通の言語を見い出したのである。

2012年3月7日水曜日

第二回アナイスニン研究会 例会

第二回例会を以下のように開催します。興味のある方は足をお運びください。

日時: 2012年3月24日 (土曜日) 10:30~17:00
場所: 桜美林大学四谷キャンパス(アクセスマップpdfファイル)
      (JR「四ツ谷」駅、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷」駅より徒歩3分)
会場: Y-307 教室
会費: 500円 受付(10:15~10:30)

10:15-10:30 受付
10:30 第一部: 開会の言葉(司会者)
10:35-10:40 ゲスト松尾様の紹介
10:45-11:45 ゲストによるお話
11:50-12:20 質疑応答など
12:30-13:20 昼食・休憩
13:30-15:50 第二部: 会員発表 20分ずつ
 彩流社出版予定のアナイス・ニン研究書用の担当原稿から一つを各会員が紹介します。
 (欠席予定の木村淳子氏の代読を含む。)
 途中、お茶と六花亭のお菓子でtea break があります。
16:00-16:55 意見交換など
17:00 閉会の言葉(司会者)

2012年2月8日水曜日

アナイス・ニンの言葉(5)

The only abnormality is the incapability to love.
異常といえるものがあるとしたら、それは愛する能力の欠如をおいてほかにない。

2012年1月19日木曜日

アナイス・ニンの言葉(4)

I write novels, perhaps, to supply the deficiencies of life itself. . . . It was my superior drug. (The Diary of Anais Nin, I, p.329)
私が小説を書くのは、生の足りないものを補おうとしているからなのだ。 -中略- それは私にとって、何物にも換えがたい麻薬である。