2013年12月18日水曜日

アナイスニンの言葉(12)

It was through this emphasis on dream imagery that I also discovered that there is another kind of language, inspirational, which is the one that penetrates our unconscious directly and doesn’t need to be analyzed or interpreted in cerebral way.  (p. 129, A Woman Speaks)
夢のイメージを大事にすることで、もう一つの別の、閃きに充ちた言葉があることに気がついたのです。それは、私たちの無意識世界に直接通じる、だから、頭で分析したり解釈したりする必要のない言葉なのです。

2013年5月14日火曜日

アナイス・ニンの言葉(11)

And then when I’m working, the writing is a waking dream. I consider most of the writing that I do, poetic prose, a sort of waking dream which you direct, which you expand. (A Woman Speaks, p. 137)
 
書いているとき、私は昼の夢の中にいるんです。私が書くものは、ほとんどが散文詩ですが、自分が方向を定めながら広げていく白昼夢のようなものなのです。

2012年12月1日土曜日

アナイス・ニンの言葉(10)

The role of the writer is not to say what we can all say but what we are unable to say.
作家の役目とは、誰でもが言えることなどではなく、誰にも言えないことを書くことにある。

2012年11月6日火曜日

アナイス・ニンの言葉(9)

We write to taste life twice, in the moment and in retrospection.
ものを書くのは、人生を二回味わうためなのだ。現在の時々刻々と、過ぎ去った過去とを。

2012年6月3日日曜日

アナイス・ニンの言葉(8)

To live only one aspect or one side of the personality is like using only one sense, and the others become atrophied. 
人が、その人格の一部分だけを生きるのは、五感のうちの一つだけを使って生きているようなものだ。使われない感覚は、麻痺してしまう。

2012年5月19日土曜日

アナイス・ニンの言葉(7)

I write novels, perhaps, to supply the deficiencies of life itself. . . . . It was my superior drug. (p. 329, The Diary of Anais Nin, I)
私が小説を書くのは、生の足りないものを補おうとしているからなのだ。 -中略- それは私にとって、何物にも換えがたい麻薬である。

2012年4月1日日曜日

アナイス・ニンの言葉(6)

What may seem to make [the characters] exotic is simply my preference for the artists: I found among painters, musicians, actors, writers, sculptors a common ground and a common language necessary to me as an uprooted person, a woman in a sense without a country.     
登場人物をエキゾチックにしているように見えるのは、私が芸術家を好んで描くからにすぎない。私は、画家や音楽家、俳優、作家、彫刻家のあいだに、根をもたない人間、ある意味では故国をもたない女としての私に必要な、共通の地盤、共通の言語を見い出したのである。